メルセデス・ベンツの2019年「PHEVの年」 「EQパワー」大幅拡大 Aクラスも
公開 : 2019.02.18 12:12 更新 : 2019.02.18 12:12
メルセデス・ベンツ専門家の考え
メルセデス・ベンツの専門家は、2025年までにEVとPHEVを合わせると販売全体の40%を占めると予測している。完全な電気自動車は普及の速度によって多少前後するが、15%から25%の間になるだろうと見ている。
パワートレイン戦略を指揮するクラウス・エーラスは、不確かな電気自動車の普及の進行具合によっては、将来的に内燃エンジン車も依然として「大きな役割を果たすだろう」と語っている。だからこそ、メルセデス・ベンツは48Vマイルド・ハイブリッドやプラグイン・ハイブリッドにも力を入れているのだ。
エーラスによれば、メルセデス・ベンツが開発している電気自動車用アーキテクチャとパワートレインは、内燃エンジン車と同じラインでEVを生産できるため、需要の変化に合わせて迅速に生産を調整することができるという。
例えば、GLCのマイルド・ハイブリッド、PHEV、水素燃料電池という3つのバージョンと、GLCをベースにした電気自動車のEQCが、同じラインで生産できるということだ。