改良新型メルセデス-AMG GT、日本価格発表 M718型エンジンをパワーアップ

公開 : 2019.02.20 11:10

メルセデス-AMGによる完全自社開発の「GT」がマイナーチェンジ。M178型エンジンのパワーアップ、さらに高精細コクピット・ディスプレイを採用しました。日本価格は1645万円~。

text:Kazuhide Ueno(上野和秀) photo:メルセデス・ベンツ日本

パワーアップされたM178型エンジン

モータースポーツを愛するAMGのレーシングスピリットと技術をあますことなく注ぎ込んで開発したメルセデス-AMG GTに、マイナーチェンジが施された。

基本的にクーペとロードスターのボディタイプとM178型4.0ℓ V8直噴ツインターボ・エンジンという構成は変わらないが、パワーアップを始めより内容を充実させての登場となった。

エクステリアではアロー形状のポジショニングライト&ウインカーに3つのリフレクターを備えた新デザインのLEDハイパフォーマンス・ヘッドライトを採用。よりスポーティなアピアランスを放つ。

リアデザインも刷新され、新たにブラックの専用ディフューザーを採用し、GTSとGTCのテールパイプはスクエア型デュアルツイン・エグゾーストエンドが組み込まれる。

フロントに搭載されるM178型V8直噴ツインターボ・エンジンは、ターボチャージャーをV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトと3982ccの排気量こそ変わらぬが、各部の見直しによりGTは16psアップの476ps、GTSは12psを加えた522psを発揮し、高性能版となるGTCでは過給圧が1.35barへと高められ、軽量フライホイールによる俊敏なレスポンスを獲得すると共に557psをマークするに至った。なおGT Rは既に高度なチューンが施されていたため585psの最高出力に変わりはない。

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