BMWとダイムラー、新会社設立へ 社名「ジャービー」 相乗りサービス対抗
公開 : 2019.02.20 20:10
ほかメーカーも同様の動き
今回の発表のように、最近は国際的な大企業同士が、生産の効率化や開発の速度向上を図るため、提携する例が増えている。
先月のデトロイト・モーターショーでは、フォードとフォルクスワーゲンが「世界規模の業務提携」について計画を発表した。これには電気自動車や自動運転技術を共同開発する将来的な可能性も含まれる。
ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「われわれのビジョンは、共同でシームレスかつインテリジェントに相互接続可能なモビリティ・サービスの、国際的な競争力の高い会社を作り上げることです」と語った。
このモビリティの新会社は、「moovel」「パークモバイル」「リーチナウ」など、ダイムラーやBMWの子会社が展開しているサービスも合理的に利用可能となる。
BMWとダイムラーは、既にインフラ拡大に向けたプロジェクトで協力している。両社はフォードやフォルクスワーゲンと共に、「Ionity」と呼ばれる欧州の急速充電ネットワークを2017年に立ち上げた。