長期テスト ベントレー・ベンテイガ(5) 初回点検 そのコストは?
公開 : 2019.02.22 20:10
慌てて予約 次の1万6000kmへ
走行距離1万4800kmを越えたあたりから、ディーラーへの入庫予約を考え始めてはいたものの、結局は、最初の点検タイミングとして指定されている1万6000kmを400km超過したうえ、さらに、急遽1000kmのドライブに出なければならない事態に至って、慌てて予約をすることにしたのだ。
しかし、高級車専門ディーラーであるHRオーウェンのベントレー整備担当に連絡をしてみたものの、生憎サービス工場は予約が立て込んでおり、例えこんな超高級SUVであっても、順番待ちからは逃れられないのだという事実を認識させられる結果となった。
だが、幸いにも、シニアサービスアドバイザーのケイタン・ワラから連絡があり、緊急用に空けておいた枠に入れてくれるとのことで、わざわざ、ワンズワースにあるHRオーウェンの工場から、トゥイッケナムの編集部までクルマをピックアップするため、人まで寄こしてくれたのだ。
翌日には、整備を終えて新車と見まがう姿となったベンテイガがふたたび編集部へと送り届けられ、次の1万6000kmへ向けての準備が整えられた。
今回の点検整備にかかった費用は810ポンド(11万7000円)であり、基本点検に加え、エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーゴムとリモコンの電池交換、さらに付加価値税まで含めた金額とは言え、2時間10分の作業費としては、決して安くはないというのが偽らざる感想だった。