初試乗 マイルドハイブリッドのGLC 「GLC300 4マティック・プロトタイプ」

公開 : 2019.02.28 17:10  更新 : 2019.02.28 23:21

 
 

MBUXオペレーティング・システムを採用

車内で目立ったところは、昨年発表された4代目Aクラスから順次採用されている、メルセデス・ベンツ製のMBUXオペレーティング・システムが、10.3インチのフローティング・モニターとともにGLCにも搭載されたこと。より現代的なインフォテインメント・システムとネットワーク・コネクティビティを提供してくれる。

インスツルメントパネルは、従来式のアナログメーターか、先進的な12.3インチのモニターに依るデジタルメーターかを選択が可能。デジタルメーターは、最新のCクラスや、左ハンドル市場向けに2018年から導入が始まっている、燃料電池を搭載したGLCフュエル・セルなどとグラフィックが似通っている。その他、センターコンソールのタッチパッドとロータリーコントローラーの位置も変更されている。

モデル中期のフェイスリフトということで、新しいガソリンエンジンとディーゼルエンジンに置き換わるほか、マイルド・ハイブリッドのラインナップが加わる予定。また、やや古かった7速ATは、現代的な9速ATに交代している。

新しいガソリンエンジンでも注目なのが、2.0ℓ4気筒ターボをベルトで駆動されるスターター・ジェネレーターがアシストすることで、マイルドハイブリッドとして機能するユニット。GLC250 4マティックEQブーストには196psの設定で、GLC300 4マティックEQブーストには258psの設定で搭載される。どちらも加速中には14psのパワーを電動モーターがアシストすることになる。

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