新型マツダ3(アクセラ)の英価格、邦貨約300万円〜 納車3月/エンジン3種

公開 : 2019.02.25 11:50

最大の注目はSKYACTIV-Xエンジン

中でもSKYACTIV-Xエンジンは新型マツダ3で最も注目すべき特徴だ。これによってガソリン・エンジンはさらなる可能性が引き出され、厳しさを増す燃費や排ガス規制の目標値をクリアし、生き残る道が見出されたのだ。

マツダはまだ2.0ℓのSKYACTIV-Xエンジンについて、パワーと燃費の数値を明らかにしていない。しかし、今年初めにAUTOCARが聞いた話によれば、低速度域では燃費が30%改善されるとのことだった。また、マツダは現実の路上における運転でも平均20%は改善される見込みだと述べている。

燃焼効率の向上に加え、SKYACTIV-Xエンジンは「優れた初期反応、力強いトルク、正確でリニアなレスポンス、高回転まで使えるパフォーマンス」を約束するとマツダは言っている。

SPCCIを採用したSKYACTIV-Xエンジンは最高出力183ps、最大トルク22.7kg-mを発生する。マツダのパワートレイン部門を率いる広瀬一郎常務執行役員は、このパワートレインがもっと小さなあるいは大きな排気量のガソリン・エンジンにも適用可能であると認めた。

SKYACTIV-Xエンジンには、電気モーターがエンジンをアシストする新開発の24Vマイルドハイブリッド・システムが組み合わされる。

そのほか、1.5ℓと2.0ℓの従来型SKYACTIV-Gガソリン・エンジンがラインアップされる予定だ。1.8ℓSKYACTIV-Dディーゼル・エンジンを加え、全部で4種類のエンジンが用意されることになる。

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