テスラの副社長にアストン・マーティンの元エンジニア
公開 : 2013.05.10 11:52 更新 : 2017.06.01 01:53
アストン・マーティンのチーフ・ビークル・エンジニアであったクリス・ポリットが、テスラのビークル・エンジニア担当副社長に就任したとテスラが発表した。
ポリットはジャガーで10年間勤務した後、1997年にアストン・マーティンに加わった人物。彼のアストン・マーティンでの最初の仕事は、NVHを減らし、ダイナミクスを向上させることにあった。また、現在のアストン・マーティン各モデルを支えるVHアーキテクチャーも彼の開発によるものだ。
そして、アストン・マーティンを去る彼の直前の仕事は、One-77プロジェクトであった。そこで、アクティブ・サスペンションとエアロダイナミクスを担当した。
CEO、ウルリク・ベッツが退任を発表した2、3週間後に、ポリットもアストン・マーティンを離れることを決定したことになる。
ポリットは、テスラでは、来るべきロードスターと、モデルSサルーンの改良に取り組むことになる。