フォルクスワーゲン・ポロTSI Rライン 国内試乗 「ちょうどよさ」評価
公開 : 2019.03.01 18:40
「買い」か?
やっぱり次男坊がちょうどいい
今回の試乗で唯一気になったのは低速走行時に乗り心地が少し硬く感じられる点で、これは走行モードを「ノーマル」にしても解消できなかった。
とはいえ最近のキャラが立ったフォルクスワーゲンは概ね似たような硬さを伴い、それが他メーカーにない質感の高さやドライブフィールの個性を生み出していることも否定できない。
ポロTSI Rラインをそれらしく乗ろうと思ったら、ボディカラー以外のオプションは全て必要になる。純正ナビ、オーディオ・システムを含むディスカバープロ、デジタルメータークラスターのテクノロジーパッケージ、そして最大限の安心を提供してくれるセーフティパッケージである。
つまり車両価格298万円に40万円くらいはプラスされるので、乗り出し価格は素のポロGTI(348万円)にかなり近くなってしまう。
とはいえ、GTIとははっきりと個性が異なることは前述した通りなので、ほどほどのスポーティな走りと日常の使用をストレスなく両立させたいひとにとって、TSI Rラインは待ちに待った最高の選択肢になるはずだ。
特に今この記事を読み込んでいるクルマ好きの方であれば、1ℓ3気筒ターボのTSIハイラインでは満足できないと思われる。
フォルクスワーゲン・ポロTSI Rラインのスペック
価格 | 298万円 |
全長×全幅×全高 | 4075×1750×1450mm |
最高速度 | -h |
0-100km/h加速 | – |
燃費 | 17.8km/ℓ |
CO2排出量 | 130g/km(JC08) |
車両重量 | 1210kg |
パワートレイン | 直列4気筒1497ccターボ |
使用燃料 | ガソリン |
最高出力 | 150ps/5000-6000rpm |
最大トルク | 25.5kg-m/1500-3500rpm |
ギアボックス | 7速デュアルクラッチ |