モーガン 19年ぶりの新型車 新開発アルミシャシー採用 ジュネーブ

公開 : 2019.03.06 07:10

伝統のウッドフレームは健在

新たなCXシャシーは、コクピットの前後長を20cm程度延ばしており、大柄なドライバーにも窮屈な思いをさせない。また、ドアも大きくなり、さらには使えるラゲッジスペースが残された。全長と全幅はほぼプラス8と同じだが、ホイールベースは18mm長い。モーガンの伝統に則り、ボディのサポートは英国産のトネリコを用いたウッドフレームを用いる。

これまた因襲で、電子制御のドライバーエイドはABSのみだが、モーガンでは今後その他のデバイスの導入を検討しているという。コクピットは昔ながらのデザインで、丸い速度計と回転計を別個にダッシュボードのセンターへ配置。しかしながら、ドライバーの前には、設定を変えられるTFT液晶ディスプレイが据えられる。

カラーや素材の選択肢が幅広いのも、モーガンでは通例だ。この春の発売に向け、生産が始まったばかり。週6台ペースで、年内に200台がロールアウトする計画だ。最初の50台は発売記念モデルのフル装備仕様で、価格は8万9995ポンド(約1350万円)。通常モデルは、それ以降にリリースされる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事