フィアット・チェントヴェンティ パンダの後継か ジュネーブショー
公開 : 2019.03.05 23:10
フィアットはパンダの生まれ変わりともいえる小型EVシティカーのコンセプトを公開しました。多数のオプションが用意され、自分に必要なものだけを選択できます。将来的には市販化も計画されているとか。
もくじ
ー パンダの再来 EVシティカー
ー オプション多数
ー 小型EVに注力へ
パンダの再来 EVシティカー
フィアットはコンセプト・チェントヴェンティというパンダの再来ともいえるEVシティカーをジュネーブ・モーターショーで公開した。
この小型車はフィアットの120周年を記念して名付けられ、パンダなどのフィアット車のスタイリング要素を取り入れている。「フィアットにしかできない電動モビリティ」を表現したとのことだ。
チェントヴェンティはカスタマイズ性の高いクルマであり、標準状態ではバッテリーはひとつのみであり、航続距離はわずか100kmとのことだ。オプションでバッテリーを追加することにより、最長500kmまで延長することができる。フィアットによれば、バッテリーの追加による運動性能や安全性への影響はないとのことだ。
今回ジュネーブで展示されたコンセプトからは、ミニマルなダッシュボードが確認されたほか、助手席は装着されていなかった。またダッシュボード上には、アクセサリーなどを装着できるノッチが用意されている。子供向けシートやラップトップテーブルなどもオプションで選択可能だ。
スマートフォンやタブレットなどをデジタルディスプレイスクリーンとして利用することを想定しているが、従来型のスクリーンも選択可能だ。