アストン マーティン・プロジェクト003 ミドエンジンの限定モデル第3弾 ジュネーブショー
公開 : 2019.03.06 11:40
エンジン 自社開発V6ターボ
プロジェクト003の技術的な詳細は、開発プログラムが進むにつれて明らかになっていくという。既に判明していることは、完全新開発のアストン製V6ターボ・ハイブリッド・エンジンが搭載されるということ。これによってアストン マーティンは、エンジンを自社製造するメーカーへと復活を遂げた。
Nexcel(ネクセル)シーリング・オイル・システムの装着は、画期的だ。このオイルカートリッジは、わずか90秒以内に交換することが可能で、交換されたオイルはその後精製されて再利用される。
サーキット専用モデルのアストン マーティン・バルカンに初搭載され、その性能と耐久性を証明するため、数多くのニュルブルクリンク24時間キャンペーンが実施された。アストン マーティンAM-RB 003は、Nexcelシステムを搭載した、公道走行可能な世界初のクルマである。
プロジェクト003は、ヴァルキリー直系のモデルとして、軽量なカーボンファイバー構造を基盤に製作され、最高のエアロダイナミクス効果を実現するために、カーボンファイバー製のボディを纏う。アクティブ・エアロダイナミクスとモーフィング・エアロサーフェイスを特徴とするプロジェクト003は、公道走行可能な車両パッケージとしては、驚異的なレベルのダウンフォースを発生。プロジェクト003には、ヴァルキリーと共通のコンセプトを備えたアクティブ・サスペンションと電子制御システムも移植された。