フォルクスワーゲン重役 厳しい排ガス規制に懸念 小型車への大打撃恐れ
公開 : 2019.03.06 23:00
eアップは残る
スタックマンは今後3〜4年以内にアップの「将来を見据えたライフスパン」を見据えており、電気自動車版のeアップのアップグレードも検討しているとのこと。
同社は電気自動車のeアップをより手の届きやすい存在にすることを目指していくが、それでも今日存在するエントリーレベルの小型車の安さには敵わないだろう。
小型なボディにEV技術を組み込むコストの高騰や、従来の内燃機関搭載車への厳しい規制なども含め、この小型車市場は非常に厳しいものになることが予想される。
eアップはMEBプラットフォームを採用するI.D.シリーズの名前を冠する予定はない。スタックマンによれば、eアップはフォルクスワーゲンが提供する電動化社会へのスタート地点として位置付けられ、都市向けの自動車としてのポテンシャルを秘めているとのことだ。