フィアット 次期500を来年のジュネーブで公開 EVモデル「500e」も

公開 : 2019.03.07 12:30  更新 : 2019.03.07 12:30

名車、コンパクトEVとして新時代リード

500の再設計はFCAグループが2018年中盤に開いた財政会議で言及された。

フィアットは「500の象徴的な印象と技術を進化させる」としており、500のラインナップを完全な小型EVファミリーにするほか、500ジャルディニエラの追加などが含まれる。

さらに、「内燃機関搭載車の乗り入れが規制されているような都市部で活躍できる」としている。FCAはこれにより、EVやマイルドハイブリッド化による値上げを考慮しても優位に立てると認識している。500の価格はセグメント平均に対して、20%ほど高く設定されているという。

EVとマイルドハイブリッド版の500は来年中に登場する次期500をベースに開発され、ワゴン型の500ジャルディニエラも販売が予定されている。

500ジャルディニエラは1960年に登場したコンパクトワゴン型の500をオマージュしたものとなり、セグメントで随一の室内空間を誇るとしている。ジャルディニエラにもEVやマイルドハイブリッド版が提供されるだろう。

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