2月の販売トップ、ホンダN-BOX これで何カ月連続? 「2019年2月に売れた日本車」
2019.03.12
2019年2月 車名別販売台数ランキング
1位 ホンダN-BOX 2万391台
2位 スズキ・スペーシア 1万5825台
3位 ダイハツ・タント 1万5161台
4位 日産デイズ 1万4539台
5位 日産ノート 1万2910台
6位 ダイハツ・ムーヴ 1万2374台
7位 トヨタ・プリウス 1万1867台
8位 トヨタ・アクア 1万1275台
9位 日産セレナ 1万933台
10位 ダイハツ・ミラ 1万95台
11位 スズキ・ワゴンR 9133台
12位 トヨタ・ヴォクシー 9125台
13位 トヨタ・シエンタ 8967台
14位 ホンダ・フリード 8115台
15位 トヨタ・ヴィッツ 7761台
ホンダN-BOX 18カ月連続首位
2月単月の乗用車の車名別ランキングは、依然として “軽高登低” の配置が続く。トップに立ったのは一昨年9月に全面改良を行い、昨年の11月には特別仕様車のカッパーブラウンスタイルを設定したホンダN-BOXで、前年同月比7.3%減ながら唯一2万台オーバーの2万391台の販売を記録して18カ月連続での首位につく。続く第2位には、昨年12月にSUVデザインのギアを設定して同16.2%増の1万5825台を達成したスズキ・スペーシアが前月と同様にランクイン。第3位には、昨年12月にお買い得グレードのVSシリーズを発売して同17.4%増の1万5161台を成し遂げたダイハツ・タントが前月から1ランクアップで入った。さらに、第4位には同1.7%増の1万4539台ながら1ランクダウンとなった日産デイズが位置し、5カ月連続でトップ4を軽自動車が占有する。
昨年12月に特別仕様車のCギア・リミテッドを設定するなどして登録車のトップに立った日産ノートは、同6.2%減の1万2910台で第5位にランクイン。また、昨年12月にマイナーチェンジを図ったトヨタ・プリウスは同3.1%増の1万1867台を記録して3ランクアップの第7位、昨年12月にディーラー装着の純正部品として踏み間違い加速抑制システムを設定したトヨタ・アクアは同1.0%増の1万1275台を達成して1ランクアップの第8位、昨年9月に仕様の一部向上を実施した日産セレナは同5.0%増の1万933台で第9位、トコットの販売が好調なダイハツ・ミラは同26.2%増の1万95台を成し遂げて第10位に入った。トップ10を一覧すると、登録車は4車種で、残り6車種が軽自動車。この割合になるのは、16カ月連続である。
話題の新型車の販売成績を見ていこう。1月に一部改良を図ったトヨタ・ヴォクシーは前年同月比11.2%増(9125台)を記録して第12位、トヨタ・エスクァイアは同12.5%増(4368台)で第32位にランクイン。昨年9月に2列シート車を新設定するなど一部改良を行ったトヨタ・シエンタは同6.9%増(8967台)で第13位、1月に誕生20周年記念特別仕様車を発売したトヨタ・ヴィッツは同9.0%増(7761台)で第15位、昨年6月にハッチバックモデルのスポーツを追加したトヨタ・カローラは同21.9%増(7642台)で第16位、1月末に直噴ターボ仕様を追加したホンダ・ヴェゼルは同0.3%増(5905台)で第21位、昨年10月に一部改良を行ったトヨタ・アルファードは同24.0%増(5651台)で第23位、昨年11月に商品改良を敢行したマツダCX-5は同462.9%の大幅増(4087台)で第34位、昨年6月に全面改良を実施したトヨタ・クラウンは同109.2%増(3802台)で第36位に位置する。
また、昨年7月にフルモデルチェンジしたスバル・フォレスターは同105.4%増(3323台)で第41位に、昨年11月に商品改良を行ったマツダCX-8は同4.4%増(3166台)で第42位に、昨年11月に一部改良を図ったダイハツ・トールは同55.4%増(3054台)で第44位に、昨年7月にフルモデルチェンジしたスズキ・ジムニーは同64.9%増(2934台)で第45位、スズキ・ジムニーシエラは同1334.6%の大幅増(1492台)を成し遂げて第58位に、2月に大がかりな商品改良を実施した三菱デリカD:5は同31.1%増(1771台)で第51位に、昨年10月に新グレードのスタイルを追加したダイハツ・ブーンは同71.3%増(1127台)で第65位に入った。
さらに、昨年11月よりハイブリッドモデルの販売を開始したホンダCR-Vは1691台の販売を記録して第53位に、昨年12月にミディアムクラスのハイブリッドセダンへと生まれ変わったホンダ・インサイトは月販目標の1000台を超える1289台を販売して第61位に、昨年11月にリリースされた新型レクサスUX250hは1277台を記録して第62位に、昨年10月に登場した新型レクサスES300hは1057台を販売して第66位に食い込む。昨年7月に市場デビューを果たした新型軽バンのホンダN-VANは、月販計画3000台を大きく上回る5388台の販売台数を達成した。