フィエスタSTでいくフォードゆかりの地 コルティナ

公開 : 2019.05.22 17:10

オリンピックも行われたボブスレーコース

われわれは、街の南端にそびえるトファネ山脈の麓でジャンフランコ・レッツァドーレ氏と会った。ボブクラブ・コルティナの会長でボブスレーの元イタリア代表を務めた人物で、ボブ・バーという地元民が集うバーで対面した。

エウジェニオ・モンティ・ボブトラックのフィニッシュライン近くにある掘っ立て小屋だ。コースは1世紀近く前に設置され、1956年の冬季オリンピックのために整備された。全長1700mのコースには16のターンと152mの標高差があった。その後1964年にフォード・コルティナがちょうど走れる幅に改修された。

1979年にはトラックに再び手が加えられ、より短く、狭くなったほか、冷却装置が取りつけられたが(それまでは人の手で氷や雪を敷き詰めていた)、2008年には封鎖されることとなる。現在ミラノとパートナーシップを結んで、2026年の冬季オリンピックを誘致しており、6月には結果がわかる見込みだ。

今は滑らかなコンクリートのレーンが綺麗な状態で残っているため、レッツァドーレ氏とコースを歩いて回ることができた。3000回以上滑り抜けたこのコースについて語ってくれた。

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