ランチア ホモロゲーションモデル数台、オークション登場 うち3台を紹介
公開 : 2019.03.12 11:40 更新 : 2020.12.08 18:39
ストラトスHFストラダーレ
そして最後に紹介するのがこの1975年型ランチア・ストラトスHFストラダーレだ。
037の1つ前のモデルであったストラトスはWRCのマニュファクチャラー部門にて3冠を成し遂げたが、後継の037は2冠であった。ちなみにデルタS4はコンストラクターズタイトルを6勝上げた。
シャシーナンバー829AR0 001832のこの個体は、492台生産された中の1台だ。シチリアのビニャルディ家が新車時に購入し、そこでおよそ30年間過ごした。
3代目である現在のオーナーが売りに出しているが、レストアは施されておらず、元のコンディションを保ったままである。48万ポンド(6939万円)から52万ポンド(7517万円)の落札予想価格がつけられている。
そしてランチアの伝説的なラリーモデルの他にも、2台のフルビアがともに出品される。1台は1974年モデルで、2万ポンド(289万円)から3万ポンド(433万円)の落札予想価格がつけられている。
残りの1台は1970年型のフルビア・ラリー1.6 HFで、落札予想価格は6万ポンド(867万円)から7万ポンド(1011万円)となっている。
メッセ・エッセンで開かれるRMサザビーズのオークションは4月11~12日に開催される。