続報 次期フィアット・パンダか 最も安価なバッテリーEV、2021年に登場へ
公開 : 2019.03.12 12:05
最も安価なBEVへ
フランソワは、今回のコンセプトが量産まで90%の完成度に来ていると説明する。観音開きのドアはコストや重量などの問題で、より一般的なデザインに戻される可能性は否定できない。
このコンセプトの市販モデルが「市場で最も安いバッテリー搭載EV」になると話した。低価格を実現できたのも、航続距離を短くしたバッテリーをモジュール化したおかげだという。
現行のパンダは2011年のジュネーブ・モーターショーで披露された。だが、昨年12月にユーロNCAPで評価の星を1つも獲得できなかったなど、悪いニュースが目立っていた。
だがパンダは依然としてフィアットのベストセラー車種であり、イタリアでは特に人気だ。欧州では昨年だけで17万台も販売され、今年1月の登録台数も昨年比で上昇している。