カーボン製ボトルのシャンパン、飲んでみた F1表彰台の名物
公開 : 2019.03.12 19:25 更新 : 2019.03.15 09:07
ボトル 1週間かけて完成
カーボン・ファイバー製のボトルは4年がかりで開発されたもので、その製作は職人がカーボンシートを貼り込むことから始まり、21の工程を経て1週間かけて完成するという。
特別なボトルにふさわしく中身も最高級の品質にこだわり、シャンパンのメインエリアであるコート・ド・ブラン地区、モンターニュ・ド・ランス地区、ヴァレ・ド・マルヌ地区の特級畑と一級畑で収穫されたブドウでさらに最高のものだけ厳選し、ドゥヴァヴリー家で伝統的に引き継がれてきた技術を駆使してバランスの取れたアロマを引きだし、妥協のない高品質のシャンパンに仕立てあげられている。
完成した「シャンパン・カーボン」は、カーボン・ファイバー製のボトルと、最上級の品質から世界的に注目を集めることになり、2017年のF1モナコGPで使用されたのを皮切りに、同年7月にF1公式シャンパンとして正式に契約された。以来F1のシャンパン・ファイトに欠かせない主役となっている。