大予想 新型BMW 1シリーズ、前輪駆動に 2シリーズ/カブリオレは後輪駆動か

公開 : 2019.03.13 10:45

2019年秋に発表されるBMWの新型1シリーズは、新しい前輪駆動プラットフォームを採用する予定。理由は従来より広い車内を実現するため。ただし、2シリーズのクーペとカブリオレには後輪駆動が残される見込みです。

もくじ

ライバルと同じ前輪駆動に
最強モデルM130iX、306ps
ガソリン5種類、ディーゼル3種類
プラグイン・ハイブリッドは125xe
前輪駆動化で車内空間は拡大

ライバルと同じ前輪駆動に

BMWは、根本から開発し直した1シリーズ・ハッチバックを発表する準備が整ったようだ。今年のフランクフルト・モーターショーで公開された後、英国では9月に発売が予定されている。

広範囲にわたる内部設計の変更により、第3世代の1シリーズは伝統的な後輪駆動を捨てることになる。車内空間を広く取るため、BMWの新しいFAARプラットフォームによる前輪駆動を採用するからだ。

この高張力鋼板を使った応用可能な車体構造は、既に最新型X1と、その機械部分を共有する第2世代のミニ・カントリーマンで使われている。

BMWのエントリー・レベルである1シリーズが前輪駆動となるのは、15年前の2004年に後輪駆動の初代が登場して以来、初めとのことだ。

BMW社内の調査によると、既存の1シリーズ・ユーザーは、完全なドライビング・ダイナミクスよりも、車内の実用性や広さを求めていることがわかったという。

この結果を受け、BMWでは主なプレミアム・ブランドのライバルであるアウディA3やメルセデスAクラスに追随することを決定した。

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