大予想 新型BMW 1シリーズ、前輪駆動に 2シリーズ/カブリオレは後輪駆動か
公開 : 2019.03.13 10:45
ガソリン5種類、ディーゼル3種類
BMWディーラーの関係者がAUTOCARに明かしたところによると、新型1シリーズは5種類のガソリン・エンジンと3種類のディーゼル・エンジン、そしてガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせた新開発のプラグイン・ハイブリッドが設定されるという。パワフルなエンジンを搭載するモデルには四輪駆動も用意される。
ガソリン・エンジンはまず、最高出力140ps、最大トルク22.4kg-mを発生する1.5ℓ3気筒の最新バージョンが118iに搭載される。
その上には4種類の4気筒エンジン搭載モデルがラインナップされる。いずれも排気量は2.0ℓだがチューニングが異なり、120iは190ps/28.4kg-m、125iは224ps/31.5kg-m、130iは265ps/38.6kg-mとなる。
ディーゼルは全て2.0ℓ4気筒で、150psの118d、190psの120d、そして231psと50.8kg-mを発揮するM135dXがラインナップされる見込みだ。
プラグイン・ハイブリッドは125xe
FAARプラットフォームは、他にも第2世代の2シリーズ・アクティブツアラーと新型2シリーズ・グランクーペに採用される予定だ。
後者はメルセデス・ベンツの2代目CLAに対抗するために考え出されたモデルで、クーペ風スタイルに4枚のフレームレス・ドアを備える。
噂では現行の2シリーズ・グランツアラーに後継モデルが用意されないとも言われているが、まだ正式に発表されたわけではない。
エンスージァストのひとびとをもう少し満足させるため、BMWは2シリーズ・クーペとカブリオレには後輪駆動を残すことを計画している。これらの次期型では4世代目Z4のために開発されたCLARプラットフォームのショートホイールベース・バージョンが使われる予定だ。
登場は2020年以降になる予定だが、ガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせた新しいプラグイン・ハイブリッド・ドライブトレインの詳細についても、最近行われたディーラー向けの発表で明らかになった。
新たな125xeという車名が与えられるこのモデルは、140psと22.4kg-mを発生する1.5ℓ3気筒ガソリン・エンジンに、88psの電気モーターが組み合わされ、合計最高出力は228ps。容量11.6kWhのバッテリーにより、最大80kmの距離を電気のみで走行可能だという。