ポルシェ 営業利益/売上/販売台数/従業員数、新記録 電動化を強調

公開 : 2019.03.18 12:00

パナメーラカイエン/911 2桁の成長率

「当社は、2018年に売上高と営業利益の新記録を達成しました。増益は、特に販売台数の増加、製品構成の改善、およびその他の事業分野および部門のプラスの展開によるものです」と、ポルシェAG財務およびIT担当の取締役会副会長であるルッツ・メシュケは述べる。

もっとも大きな成長を示したパナメーラの販売台数は3万8443台(38%増)。会計年度の途中にフルモデルチェンジしたにもかかわらず、911も3万5573台(10%増)の2桁の成長を記録。カイエンは12%増の7万1458台だった。

マカンは8万6031台で、引き続き販売台数における最も成功したモデルとなった。中国市場は2018年もトップパフォーマーとしての地位を維持し、8万108台(12%増)に達した。2番目に大きな単一市場は米国で3%増の5万7202台だった。

「自動車産業の変革は本格化しています。当社は、デジタル化、コネクティビティ、そして新しいモビリティコンセプトに非常に深く関わっています」とブルーメは述べる。

ポルシェは、CO2排出量をさらに減らすために、再生可能エネルギーを利用して製造される「パワー・トゥ・リキッド」合成燃料にも注目。「わたし達は、特に既存の車両において、エンジン搭載車の走行をさらに環境にやさしいものにする方法として、合成燃料の分野に大きな可能性を見いだしています」と、ブルーメは述べている。

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