新型BMW 3シリーズ 330i Mスポーツに試乗 完成度は高 大きさが難点
公開 : 2019.03.20 10:25
新型は3つ目がウリ
「六本木のカローラ」と呼ばれたE30からE36、そこからE46へのフルモデルチェンジでは、3シリーズはガラリと意匠を変えていた。
だがシリーズ全体の変遷を思い浮かべると、代替わりを経るごとに変化の幅が少なくなっていることがわかる。スタイルは飽和に近づいている?
ともあれ、大きく進化しているのは中身の方だ。
プレスリリースの中で強調されているのは高性能3眼カメラ・システムを用いた運転支援システムであり、3シリーズ全車に標準で装備される。長距離、中距離、そして周辺監視に分けられたカメラの効能はレーンキーピングやACC(アクティブクルーズコントロール)に効いてくるはずである。
またBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント機能も採用されており、「OK、BMW!」のような掛け声によって起動する音声認識による操作も可能になっている。
本邦導入の第1弾モデルは日本専用(!)として用意された320iが3グレード、330iがMスポーツのみという4モデルで、パワーユニットは全て2ℓ直4ターボ+8速ATをベースとしている。
今回試乗したモデルは258ps版のエンジンを搭載する330i Mスポーツである。