2ドア・レンジローバー、断念 英コーチビルダーが100台限定で生産へ

公開 : 2019.03.22 18:10

2ドアのレンジ 製作期間6カ月

同社を率いるニールス・ファン・ロイによれば、アドベンタム・クーペのパーソナライゼーションには「非常に光沢のあるウッド、パーソナライズ可能なトレッドプレート、ワンオフでカラー・コーディネートされる上品なパターンの素晴らしいレザー」のほか、ツイードのような素材も用意されるという。

後部座席用ドアがないことのみならず、アドベンタムは縦桟のフロントグリルや、レンジローバーのエンブレムに替わって付けられたデザイナーの名前を表すバッジなどによって、普通のレンジローバーとの違いが際立つ。

ファン・ロイはレンジローバーをベース・モデルに選んだ理由について「インダストリアル・デザインの模範」と語っている。その初代は1970年からルーブル美術館に展示されている。

アドベンタム・クーペの製作には1台あたり6カ月を要する。顧客が5万ドルの手付金を支払うと製作が開始される。

ニールス・ファン・ロイは2018年、テスラモデルSのシューティングブレークを製作して発表した。それ以前には新しいロンドン・タクシーの開発にも関わっている。

おすすめ記事

 

人気記事