PSA大株主 FCAグループとの合併に肯定的 ジャガー・ランドローバーにも興味

公開 : 2019.03.22 19:10

FCAのマンリーCEOも「提携は理に適っている」

PSAは長いことFCAとの合併に興味を持っていた。2015年にはタバレスがこれを除外して、ヴォグゾール-オペルの買収を完了させることに集中した。

両社は既に商用車の開発で協業している。PSAのFCAに対する興味は、FCAが特にジープやラムを通して北米で強い存在感を持っていることに一因があると考えられる。

PSAは現在、米国へ再進出する準備を整えているところだ。FCAと合併すれば、販売やサービス拠点の基盤が手に入ることになる。

FCAのマイケル・マンリーCEOは、ジュネーブ・モーターショーの会場でイタリアの記者に、他の自動車メーカーとの提携拡大について「受け入れる余地は十分ある」と答えた。

「業務提携でも、さらに深いレベルの資本提携でも、われわれにとっても、それがどんな相手でも、理に適っている」と語っている。

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