3代目スズキ・ジムニー 中古車購入の注意点 高い信頼性 ソフトトップには注意

公開 : 2019.04.30 07:50

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ウィル・チャペル(ジムニー専門店ディレクター)

「32年前にあらゆる4×4モデルを扱うショップとして店を始めましたが、修理にそれほど費用の掛からないにはこのクルマだけだと分かった7年前からジムニー専門店へと変更しています。以来、700台ほどのジムニーを販売しました。あまりにも品質に問題があるため、下取り車両としてしか、ソフトトップを取り扱うことはありません。ソフトトップを除けば、年式にかかわらずジムニーの信頼性は非常に高く、維持するコストも非常に安価で済みます。注意点はシャシーの錆だけです」

知っておくべきこと

ほとんどオンロード走行しかしないが、ジムニーのオフロード性能をさらに向上させたいと思うのであれば、投資すべきはタイヤだ。BFグッドリッチがもっとも有名だが、70ポンド(1万円)ほどから購入できる安いタイヤでも十分な能力を発揮する。

いくら払うべき?

1250~2499ポンド(18万1000~36万1000円)

過走行のハードトップ仕様がターゲットとなる。

2500~3499ポンド(36万2000~50万6000円)

年式は2007年モデルまでとなるが、ほとんどが完全なメンテナンス履歴を持つ、走行距離9万7000km程度の車両が候補となる。

3500~4999ポンド(50万7000~72万3000円)

低走行の2006年から2008年モデルがより多く見つかる。

5000~6499ポンド(72万4000~94万円)

2008年以降で非常に走行距離の少ない車両を選ぶことができる。

6500~8499ポンド(94万1000~123万円)

2013年登録までの状態の良いSZ4を見つけることができる。

8500~1万499ポンド(123万1000~151万9000円)

低走行の2012年から2014年登録の車両をより多く見つけることができる。

1万500ポンド(152万円)以上

高年式で低走行の車両を選ぶことができる。

掘り出し物を発見

スズキ・ジムニー 1.3 JLX、2003上期登録、走行距離8万km、2600ポンド(37万6000円)

2オーナーで完ぺきなメンテナンス履歴付きの個人売買車両だ。最近リアのスプリング交換を行ったばかりであり、スペアホイールもふたつ付いてくる。牽引バーが設置されており、ギアボックスとヘッドガスケットのチェックは必要だろう。常にガレージで保管され、売り主によれば「驚くほど信頼性が高い」とのことだ。

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