英ポルシェ「初のEVタイカン、新たな顧客を魅了」 10%占める予想
公開 : 2019.03.26 19:40 更新 : 2021.02.10 17:27
電気自動車のタイカンは、ポルシェ新時代の幕開けとなり、ラインナップの10%を占め、新しい顧客を多く惹き付けるだろうと、ポルシェ英国販売のトップが語りました。
もくじ
ー 全ラインナップの10%と予想
ー 偽装の少ないプロトタイプで細部も確認
全ラインナップの10%と予想
ポルシェ・タイカンは英国における同社のラインナップで、極めて重要なモデルになるだろうと、ポルシェ・カーズ・グレート・ブリテンのマネージング・ディレクターであるマーカス・エッカーマンは語った。
この電動モデルをポルシェの「新時代の幕開け」と表現し、エッカーマンはこのクルマが多くの新たな顧客を惹き付けていると語った。
「このクルマには多くの関心をいただいています。その多くが新しいお客様です。興味を持たれている方の数を見ると、ポルシェにとって新しいお客様の方が、既存のお客様より多いのです」
予想される販売台数の数字は明らかにしなかったものの、タイカンのラインナップにおける比率は、英国の市場における全EVの比率(1%以下)よりもずっと高くなるだろうと同氏は語った。
ポルシェはこれまで、全世界で販売するタイカンの年間生産台数は2万5000台との見通しを明らかにしている。これは現在の販売全体の10%に相当する。
英国では昨年、1万2500台のポルシェ車が販売された。ということは少なくとも1年に1250台のタイカンが売れるという予想が成り立つ。
偽装の少ないプロトタイプで細部も確認
タイカンについては先日、カモフラージュを施した車両の画像がポルシェから公式に公開された。その前にはテスト中のプロトタイプが目撃され、われわれは既に細部も目にしている。
9月のフランクフルト・モーターショーで量産モデルが発表される見込みのタイカンだが、既にいくつかの異なるプロトタイプが目撃されている。
先日にはこれまでより偽装も少ない車両に、充電プラグが差し込まれている様子も初めて見ることができた。