300ZX、RX-7、NSX、スープラ、LFA 日本のスポーツカー、北米オークションの評価は?
公開 : 2019.03.28 07:10 更新 : 2021.01.28 18:01
日本のスポーツカーが、アメリカで注目されています。今回のオークションでは90年代のRX-7など5台の日本車が人気を集め、レクサスLFAは1億円超え(!)で落札されました。
text: Kazuhide Ueno(上野和秀) photo: RM Sotheby’s/Tim Scott、Ryan Merrill、Darin Schnabel
もくじ
ー 1994年トヨタ・スープラ・ツインターボ・タルガ
ー 1996年日産300ZXツインターボ
ー 1993年マツダRX-7
ー 2005年アキュラNSX
ー 2012年レクサスLFAニュルブルクリンク・パッケージ
日本車ヤングタイマー リザルト一覧
アメリアアイランド・オークションの最後を締めくくったのは最大手のRMサザビーズで、各時代を代表するモデルが141台用意され2日間にわたり盛大に行われた。
そこには最近ブームとなったヤングタイマー・コレクションからの放出車も並び、中にはアメリカで人気を高めつつある日本製スポーツモデルもちゃんと用意された。意外な高値で落札されたモデルもあるので、結果をご紹介しよう。
1994年トヨタ・スープラ・ツインターボ・タルガ
メジャー・オークションハウスでは初お目見えとなる80スープラが登場。ボクシーなスタイルはアメリカ人好みといえ、ツインターボ、Tトップ・タルガ仕様でブラックのエクステリア・カラーが凄みを放つ。
このスープラは2002年製の最終モデルで、アメリカのイリノイ州にデリバリーされたのち、約1年前にスイスに渡った個体。希少で走行は1万1200マイル(1万7920km)ということから人気を集め、予想落札額の10万ドルを大きく超える17.36万ドル(1945万円)まで値を上げて落札された。