ミドシップに 新型コルベット、新たな写真を入手 発表は遅れ気味か
公開 : 2019.03.28 12:25 更新 : 2019.04.17 21:24
エンジン/ギアボックスを予想
発売当初に用意されるエンジンは、現行のGM製LT型6.2ℓV8を改良した物になるだろう。しかし、米国メディアの報道によれば、新開発のV8DOHCエンジンが遅れて追加されるという。
これは自然吸気とターボの2種類があり、後者の最高出力は少なくともスーパーチャージャー付き現行コルベットZR1の755psを超えるはずだ。さらに前輪を電気モーターが駆動するハイブリッド・バージョンも登場する予定で、こちらはシステム合計で1000psに近づく。
もう1つの大きな変化は、トレメック社が開発した新しいツインクラッチ式トランスアクスル・ギアボックス(おそらく8速)の採用だ。これによって実質的にマニュアル・トランスミッションは廃止となる。現行モデルのオーナーの多くがクラッチ式ペダルを選んでいることを考えれば、これは大胆な方針変更といえるだろう。
ライバルのフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンと同様、新型コルベットはミドシップに搭載されたエンジンが見えるように、透明なエンジン・カバーを採用するようだ。
C8は間違いなく速いクルマになるが、コストは抑える必要があるため、カーボンファイバーのような高価な素材の使用は控えめになる。シャシーはアルミ製のスペースフレームで、これに従来と同じグラスファイバー製のボディが組み合わされるだろう。
C7コルベットにはタルガトップ式ルーフが採用されているが、C8はクーペと遅れて登場するコンバーチブルに二分される見込みだ。