ヒットしそうで、しなかったクルマたち 14選
公開 : 2019.03.30 11:50
ミニ・ペースマン(2013年〜2016年)
ミニのポートフォリオ拡大戦略の失敗のひとつだ。カントリーマンをベースとするこのペースマンは、4シーターのクーペであり、2シーターのそれよりも実用性が高い。ミニのデザインカタログに楔形のベルトラインが初めて導入されたモデルでもあり、それ自体は失敗ではなかった。
洗練されているとはいえないカントリーマンから派生したこのクルマは少し良いルックスを手に入れたが、ハッチバックよりも優れている点はわずかであった。英国では3年間で1万台以下の売り上げだった。