ヒットしそうで、しなかったクルマたち 14選
公開 : 2019.03.30 11:50
サーブ9-5(2010年〜2011年)
このクルマが失った機会損失は、クルマについてだけではなくそのブランド全体に及んでいる。2008年のGM破綻後、サーブはスパイカーへと売却され、その後に発売されたのが9-5だ。
わずか11280台という生産台数はサーブの破綻やこのクルマの早期生産中止を防ぐには不十分であった。このクルマはスタイリッシュかつ広く、安全ではあったが若干のさらなる洗練が必要であったようだ。9-5は今でも輝く存在といえよう。