長期テスト ホンダ・シビック・タイプR(4) 慣らし完了 マセラティとも互角
公開 : 2019.04.01 17:10
オイルチェック マセラティと比較
とはいえ、次回ガソリンを補給した時にオイルチェックをしてみた。すると驚いたことに、0.5ℓものオイルを飲み込み、これは予想以上だった。
頻繁にオイルチェックしないといけないのは、タイプRが与えてくれる楽しみに対するちょっとした見返りだが、その走りは十分賞賛できる。
エイントリーからグッドウッドまで、スターリング・モスが輝かしい功績を納めた場所を巡るアンドリュー・フランケルのツアーを取材した際のこと。わたしはタイプRのパフォーマンスに改めて感心することになった。
フランケルはマセラティ・グランツーリスモMCに乗って登場した。4.8ℓV8を搭載した10万8780ポンド(1552万円)のマシンで、わたしは彼に続いて3万3520ポンド(478万円)のタイプRを走らせた。価格だけ見れば、勝負になるはずがなかった。