ブガッティ・ヴェイロンのデザイナー、BMWを退職 ロールス・ロイスへ

公開 : 2019.04.01 11:20

若干20歳でフォルクスワーゲン・グループのデザイナーになり、ブガッティやスコダを手掛けたデザイナーのジョゼフ・カバンが、BMWから同グループ内のロールス・ロイスへ移ることになりました。

もくじ

ヴェイロンのエクステリアを手掛け有名に
「最も優れたデザインの才能を招く」とCEO

ヴェイロンのエクステリアを手掛け有名に

ロールス・ロイスは、これまでBMWスコダに在籍したデザイナーのジョゼフ・カバンを、新たなデザイン部門の責任者として迎えると発表した。昨年、中国のホンキ(紅旗)に移ったジャイルズ・テイラーの後任となる。

スロバキア人のカバンは、自動車デザインに関わり長いキャリアを築いてきた。20歳の時にはフォルクスワーゲン・グループで最も若いデザイナーの1人となった。

1997年、彼はロンドンの王立美術院で美術修士の学位を授与された。翌年にはブガッティ・ヴェイロンのエクステリアをプロジェクト・リーターとして担当し、世界的にその名前が知れ渡ることになる。

この成功によって2008年からスコダのデザイン部門を任されることになったカバンは、「ブランドのデザインと情動性に大きな影響を与えた」と、ロールス・ロイスの発表では書かれている。

現行モデルのオクタヴィアとファビアを手掛けたカバンは、スコダが2016年に発表したSUV、コディアックのデザインを主導した1人でもある。

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