改良新型ルノー・メガーヌ ハイブリッドも追加へ 9月にフェイスリフトか

公開 : 2019.04.03 11:43  更新 : 2019.04.03 13:54

PHEV(プラグイン・ハイブリッド)の可能性も

ルノーの広報は具体的に言及しようとしなかったものの、メガーヌもクリオと同じガソリン・エンジンと電気モーターを組み合わせたシステムを採用すると思われる。

「Eテック」と呼ばれるこのシステムは、より小さなクルマ用の90psを発生するガソリン・エンジンと、40psの電気モーター、そして1.2kWhのバッテリーを組み合わせたもので、エネルギー回生ブレーキも装備する。ルノーによれば、これによってクリオは「まるでEV」のように市街地走行の70%を電気のみで走れるという。しかし、メガーヌではもっと排気量の大きなエンジンが使われると考えられる。

また、SUVの次期型キャプチャーと同様に、メガーヌも大容量のバッテリーを搭載するプラグイン・ハイブリッドになる可能性が考えられる。このシステムなら電気のみで40〜50kmの距離を走行可能になり、ヨーロッパで航続距離の短い電気自動車に支給される補助金によって、実質負担価格が下がることも期待できる。とはいえ、どちらのハイブリッドが採用されるのかは不明だ。

ハイブリッドのほか、従来と同様にガソリンとディーゼル・エンジンのラインナップも用意される。その中に含まれる新しい1.0ℓと1.3ℓのターボエンジンは、新型クリオ(1.3ℓ)とメルセデスの新型Aクラスで使われているものだ。

パワートレインの追加に加え、インテリアは素材の質感が向上し、インフォテインメントも改良される。デジタル・メーターや最新の運転支援機能も採用されるだろう。

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