どんな感じ？

好ましいパフォーマンス

Bセグメントのクロスオーバーというカテゴリーは、運転好きな層が多くいるわけではない。このことは販売される車両にも強く反映されており、つまらないクルマがあふれていることも事実だ。

しかし、このHR-Vスポーツは驚くほど好ましいものであった。スタンダードなHR-Vでもこのクラスでは優れたクルマであり、スポーツ版のベースとしてうってつけだ。

このエンジンの能力はシビックで確認済みであり、車重が同等のHR-Vでも同じようなパフォーマンスを見せることは想像に難くない。多少のラグはあるものの、2000rpm前後から力強いトルクを発揮し、5500rpm以上では多少の息切れ感を伴うのが特徴だ。

同クラスのターボユニットほどトルク豊かではなく、狙った通りの加速を得るためには適切なギアを選択する必要がある。しかしショートストロークのギアのおかげでそれも容易だ。

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