フォード、欧州で電動化モデル大量投入 エクスプローラーもPHEVに

公開 : 2019.04.04 12:10

商用バンのトランジット、完全電気自動車に

フィエスタとフォーカスは常に英国で最も売れている2車種だ。来年追加されるそのマイルド・ハイブリッド・バージョンは、48Vのベルト駆動スターター・モーターが1.0ℓエコブースト・ガソリン・エンジンに組み合わされる。フォードによれば、フィエスタのマイルド・ハイブリッドは20.4km/ℓ、フォーカスは21.2km/ℓという燃費になる見込みだという。

これらのモデルは、既にプラグイン・ハイブリッドが設定されているモンデオとともに販売されることになる。

欧州における再編計画の一環として、フォードは商用車にも力を入れている。現在開発中の完全電気自動車となったトランジットは2021年に発売予定。そのプラグイン・ハイブリッド仕様は今年中に発売される。

フォードはプラグイン・ハイブリッドMPVのトルネオ・カスタムも今年後半に発売する予定だ。8人乗り前輪駆動のトルネオ・カスタムは、電気モーターのみによって走行し、1.0ℓエコブースト・ガソリン・エンジンはレンジエクステンダーとして機能する。フォードによれば、排ガスを出さずに50kmの距離が走行可能で、トータルの航続距離は500kmになるという。

フォードはまた、最近テスト中の姿が目撃されたフィエスタ・ベースのSUVも投入することを認めた。この小型クロスオーバーは、同社の小型SUVであるエコブーストと併売される予定だ。車名はおそらく、フォードの過去のモデルから与えられるだろう。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事