ブガッティ、第2のモデルは「承認待ち」 高性能クロスオーバー?
公開 : 2019.04.09 12:10
シロンの後継 「中途半端なことはしない」
彼はまた、ヴェイロンの時と同じように、ブガッティはシロンでも数多くの特別仕様車に力を注いでいると語った。なぜなら顧客は「購入するクルマに価値を求めるから」だという。また、中心的製品、つまりシロン自体の市場における存在感が薄まらないようにするためでもある。
ブガッティはこれまで、500台の生産が予定されているうち150台のシロンを納車してきた。シロンの生産はあと5年続く予定だ。
シロンの後継モデルは電動化されるのか、それとも素晴らしいW16エンジンを使い続けるのかという質問に、ヴィンケルマンはこう答えた。
「それを決めるまでまだ時間があります。しかし、中途半端なことはしないつもりです。完全な電気自動車になるか、あるいは内燃エンジンのみを搭載するかでしょう」