2019年〜2020年 発売予定のEVたち

公開 : 2019.04.13 05:50

2019年10月

アストン マーティンラピードE

アストン初のEVは、今後ゲイドンから送り出されるクルマの将来像を示すものになるだろう。限定生産されるこのラグジュアリーサルーンはラピードをベースとし、ガソリンエンジンを2基のモーターに置き換えたものだ。最高出力610ps、最大トルク102kg-m程度となり、後輪のみを駆動する。その車重はガソリン仕様と同等になる見込みだ。

アストンは0-97km/h加速をラピードSと同等の4秒程度に仕上げるつもりのようだ。「繰り返し可能なパフォーマンス」に注力しており、全開加速がバッテリーの著しい消耗につながらないことを目指すという。最高速度である250km/hを維持して10分以上の走行が可能とのことだ。

キア・ソウルEV

2世代目となるソウルEVの変更点は内外装だけにとどまらない。パワートレインはクロスオーバーのeニロ譲りであり、欧州では電動モデルのみが発売される。204psのモーターと64kWhの液冷式リチウムイオンバッテリーの組み合わせだ。eニロと同等の450km程度の航続距離は確保されると見られ、10.25インチのタッチスクリーンによりアップル・カープレイやアンドロイド・オートも利用可能だ。

ミニ・クーパーSE

この新型ミニの登場はEV初のホットハッチとなるかもしれない。ミニ・ハッチバックのプラットフォームを改良したものを使用し、BMW i3の影響を強く受けたパワートレインを搭載する。

瞬時に湧き上がるトルクと0-100km/h加速7秒以下というパフォーマンスが、クーパーのブランドの証だ。航続距離などの詳細は明かされていないが、そのハンドリングは1960年代のミニを彷彿とさせるものになるようだ。

ポールスター2

ボルボの電動サブブランドは2019年に初めてのピュアEVを発売する。ポールスター2はミドルサイズのサルーンであり、3万ポンド(437万円)から5万ポンド(729万円)の価格が予想され、その航続距離は560km超となる見込みだ。

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