アストン マーティンCEO 自動車業界の旧来のビジネスモデル、「もはや破綻」

公開 : 2019.04.11 11:10

自動車業界 少数の巨大メーカーが支配か

「世界中には200の自動車メーカーがあり、生産台数の合計は1億台に近づいています。多くのアナリストはそれらが14の複合企業体になると見ています。その中心となる国際的メーカーは、フォード、PSAグループ、タタ、ダイムラー、VWグループ、ホンダトヨタ、GM、BMW日産、FCAグループ、ジーリー、ルノー、ヒュンダイです。しかしながら、中国ブランドの成長は自国、つまり世界で最も大きな自動車市場で、著しい売り上げを記録し始めています。これによって関係が崩れることも予想できます」

「確かに、見識のある巨大企業、例えばトヨタのような会社は、単独でテクノロジーを開発し、生き残っていくことができるでしょう。しかし、それ以外の多くの会社は、そんな巨大企業の傘下に入ることになるとわたしは感じています。そうして、自動車業界は2つか3つの巨大メーカーが支配することになるでしょう。航空業界のボーイングとエアバスのようにです」

「同時に、新たな企業の参入もあるとわたしは確信しています。そのいくつかは成功し、いくつかは買収され、いくつかは倒産するでしょう。しかし、それらの合併や買収は避けられません」

こうした時代のなかで、規模が大きくないアストンにはメリットもあるという。

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