戦いの場から公道に舞い降りたモンスターマシン 22選 前編
公開 : 2019.04.28 05:50 更新 : 2021.03.05 21:42
14:フォード・シエラRSコスワース(1986年)
コスワースが開発した、ターボ付き16バルブツインカムは、レース仕様で304ps、公道仕様では207psを発揮し、このエンジンは、理想的なリア駆動のレイアウトと空力ボディを持つことから選ばれた、シエラのボディに搭載されることとなった。
ホモロゲーション取得に必要な公道仕様5000台の販売を危惧したフォードは、ボディカラーとオプション装備を限定することにより、その販売価格を引き下げている。
後に登場したRS500は各国のツーリングカーレースを席捲しており、英国、オーストラリア、ドイツ、日本といったさまざまな国で勝利を上げるとともに、チャンピオンの座を獲得している。
RS500はWRCでも活躍し、1988シーズンのツール・ド・コルスを制している。