戦いの場から公道に舞い降りたモンスターマシン 22選 前編

公開 : 2019.04.28 05:50  更新 : 2021.03.05 21:42

18:ランチア・ストラトスHF(1974年)

極端に短いシャシーのミッドにエンジンを載せ、軽量ボディシェルにウェッジシェイプを組み合わせたランチア・ストラトスは、1970年代中盤、最強のラリーカーだった。

強さの秘密は、もちろんその設計にあり、ラリーへの参戦を最優先して開発されたストラトスHF(High Fidelity:ハイファイ)は、1974年から77年にかけて3年連続でWRCのタイトルを獲得するとともに、ロードゴーイングモデルであるストラダーレも登場している。

ラリーカーのホモロゲーション取得用として生産されたストラダーレには、193psを発揮するフェラーリ・ディーノの2.4ℓエンジンが搭載されていた。

ホモロゲーション取得には500台が必要だったが、実際の生産台数は492台だとされている。

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