自動車メーカーを救ったモデルたち 18選 前編
公開 : 2019.05.11 09:50 更新 : 2019.05.13 18:07
フィアット500(1957-1975)
第二次世界大戦後、イタリアは再建に手こずっていた。第一の需要は安価な輸送手段で、当時はスクーターがその役目を負っていた。しかし、フィアット500が状況を一変させた。
夢を売るのではなく需要にうまくフィットしたクルマであり、4つのシートとキュートな外観を備えていた。18年間で350万台が売れたのも不思議ではない。

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500は小型の499ccパラレルツインエンジンをリアに搭載していた。このため維持が簡単かつ安価で、市街地から郊外まで必要十分なパフォーマンスを発揮した。
500の人気がもたらした資金はそのままフィアットの原動力となり、今日の基礎を作った。
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