自動車メーカーを救ったモデルたち 18選 後編
公開 : 2019.05.12 07:50 更新 : 2019.05.13 18:06
ロータス・エリーゼ(1996-2001)
ロータスが原点回帰を果たしたのが、このエリーゼだ。スーパーカーやMX-5に対抗して、原点に立ち返って生まれた現代版セブンだ。重量はわずか731kgで、走る喜びと俊敏さを持っていた。
低重心のボディと120psの控えめなローバー製Kシリーズエンジンが貢献していたのはいうまでもない。
当然、販売を促進すべく、さらなる高性能バージョンも登場した。クーペモデルのエクシージと340Rだ。しかし、多くの人々を魅了し、ロータスを破産の危機から救ったのは初代エリーゼだろう。
エリーゼは1万619台が販売され、シャシを共有したエクシージも会社に貢献した。こうしてロータスは黒字化を果たしたのだ。