超小型ドライブレコーダー(32×32×34mm) パイオニアVREC-DH200 フルHD
2019.04.15
パイオニアが、業界最小クラスのドラレコを発表しました。カメラ部は約3㎝四方。本体に手をかざせば撮影するジェスチャーイベント録画にも対応します。
ジェスチャーでイベント録画
パイオニアが、業界最小クラスの小ささを実現した高画質フルHDドライブレコーダー「VREC-DH200」を発表した。カメラ部は約3cm四方、その外形寸法は幅32×高さ32×奥行34mm。まさに超小型ドラレコだ。
フロントガラスに設置しても目立たないサイズでありながら、フルHD画質(1920×1080)を実現。約200万画素の高解像度で、夜でも前方車両のナンバープレートを鮮明に記録する。
操作性で面白いのは、気になる瞬間の録画機能。本体に手をかざすだけで「イベント録画」が始まるのだ。
具体的には、筐体下部に手を伸ばすとセンサーが反応し、その前2秒、後10秒の映像を記録する。つまり走行中に目線をそらすことも、本体に触れることもなくジェスチャー操作のみで録画できるのだ。もちろん、衝撃検知式の自動イベント録画機能もついている。
駐車監視、カメラ単体撮影も
また、駐車監視機能も搭載。エンジンが停止しても最大15分間は、振動や衝撃を検知した場合に、検知後の30秒を自動録画する。
実は本機には、アームからカメラ部を簡単に取り外せるという特長がある。ドライブ中にカメラの向きとは違う方向で何かが起きたとき、乗員が写真のようにカメラ部を外してそちらに向ければ、内蔵バッテリーで録画ができるという。
撮影内容の確認は、本体のW-Fiモジュールによりスマートフォンと連携、リアルタイム映像/録画された映像をスマホで確認したり、スマホに保存ができる。また、各種設定もスマホでセッティングすることが可能だ。
カメラは、水平視野角114°、垂直視野角62°、対角視野角130°という高視野角モデル。自車の左右をすり抜けるバイクや、飛び出した自転車などを含めて広範囲に撮影できる。
「パイオニア・ドライブレコーダーユニットVREC-DH200」の価格はオープン。「実勢価格は1万5000円前後(税抜き)と発表されている。発売は7月の予定だ。