ふしぎなモノも? 米国車、ダッシュボード進化の歴史 後編
公開 : 2019.04.29 18:50 更新 : 2019.05.04 13:03
ハマーH1(1992年)
少なくとも8人は乗車可能なほどの横幅を持つにもかかわらず、設置されたシートはわずか4人分であり、このクルマのダッシュボードは、量産モデルとしてはもっとも幅の広いダッシュボードのひとつとなっている。
その高額なプライスタグにもかかわらず、初期モデルのインテリアは信じられないほどに素っ気ないものだったが、1990年代を通じて、ハマーはH1のインテリアを改良するとともに、数多くの機能を加えることで上級志向を強めていった。
それでも、このクルマの現役中、その高く幅の広いダッシュボードが失われることはなかった。