トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)、ニュル限界アタック 次期型もGRブランド車を設定か
公開 : 2019.04.19 18:47 更新 : 2021.03.05 18:46
GRスープラと同じカモフラージュの「トヨタ・ヤリス」を発見。2本出しエグゾースト・パイプをつけた開発車両です。来年に登場する次期ヤリスのニュースです。
次期ヴィッツ TNGAで2020年後半に登場?
トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)の形をした開発車両が、ニュルブルクリンクで撮影された。その写真15枚をご紹介しよう。
同社は、新型ホットハッチの開発について正式なアナウンスをなにもしていない。しかし、この車両のカモフラージュは紛れもなく新型GRスープラが登場する前に使っていたものだ。
カメラが捉えたプロトタイプは、高速域の走行性能とハンドリングのテストを行っているように見える。
このスポーツ志向のモデルの謎を解く鍵が、車体後部に隠れていた。2本出しの大径エグゾーストパイプが、ディフューザー型のバンパーから突き出ているのだ。
さらに、ワイドで低扁平なタイヤを履くことで、低く構えたスタンスを際立たせている。これはヤリスGRMNと同じ特徴である。
しかし、5ドアであることからこの車両のベースとなっているのはヤリスGRスポーツであると考えられる。
来年の後半に発表されると言われている次期ヤリスは、TNGAを採用するだろう。今回の写真は、その新型用コンポーネントの最終試験の様子を撮影した可能性もある。
トヨタの高性能モデルは、これまでGazoo RacingによるGRMN、GR、GRスポーツが登場してきた。同社の豊田章男社長はこうしたパフォーマンス・モデルを増やしていきたいと語っている。