メルセデス-AMG GTブラック・シリーズ サーキット性能AMG史上最速

公開 : 2019.04.22 19:00

2020年に発売予定のメルセデス-AMG GTブラックシリーズは、最新の4ℓV8ターボ(639ps)を搭載します。AMGの最強モデルに与えられるシリーズ名は、7年ぶりの復活となります。

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最高出力は639ps以上に
7年ぶりに登場 ブラック・シリーズ

最高出力 639ps以上に

これから登場するメルセデス-AMG GTブラック・シリーズは、AMGのトビアス・メアースCEOによると、AMG史上最速のサーキット性能を持つクルマになるという。

将来のラインナップで頂点に位置することになる本モデルを上回るのは、2020年中頃に発売される限定生産のハイパーカー、AMGプロジェクト・ワンだけだろうと、メールスはニューヨーク・モーターショーの会場でAUTOCARに語った。

「そのクルマはもうすぐ発表されます。わたしは先週、運転したばかりですよ。プロジェクト・ワンを別にすれば、史上最速のAMGになるでしょう。最高速度の話ではありません。ラップタイムにおいてです」

「操縦性が最も重要です。そしてバランス。それによって速いラップタイムが可能になります」

メールスが2016年に初めて開発中であることを認めたGTのブラック・シリーズは、AMG最新の4.0ℓV8ターボ・エンジンを搭載し、最高出力は少なくとも639psを超えるはずだ。

この639psという数字は、AMGの現行モデルで最もパワフルなGT 4ドア・クーペに搭載されているユニットの最高出力である。ブラック・シリーズが現行のGT RやGT Rプロの580psを下回ることはない。

また、GTブラック・シリーズは同カテゴリで現在最も先進的なスーパーカー、ポルシェ911 GT2 RSの700psに迫る可能性も考えられる。ブラック・シリーズは「われわれの隣人にとって手強いライバル」となるだろうと、メールスは自信を見せた。

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