なぜ? ダイムラー、庭に埋められる ガンジー島で発掘 

公開 : 2019.05.01 10:50

新居に引っ越してきた夫婦が庭から発見したものとは、1940年代生まれのダイムラーであり、さまざまな手がかりから、1948年に登録された車両であることが明らかとなりました。しかし、このクルマが民家の庭先に埋められることになった理由は、謎のまま残されています。

お宝発見?

クリスとトレーシーのワード夫妻は、最近チャンネル諸島のガーンジー島にあるセント・ピータース・パリシュの新居へと引っ越してきたが、トレーシーの両親が遊びに来た時、彼女の父親が庭の片づけを手伝ってくれることになった。

土を移動させていた鋤に何かがぶつかったので確かめてみると、なかから見つかったのはなんとエンジンであり、さらに掘り進めてみると、フロントアクスルにギアボックス、バンパーやウインドウガラス、そして錆びついた大量のパーツまでもが発見されている。

トランスミッションに残されていたプレートによれば、これはダイムラー製であり、ギアボックスナンバー(27509)からは1948年製であることが確認できた。

シャシーナンバーは発見できなかったが、GUK 880のナンバープレートが付いており、これは1948年にウルヴァーハンプトンで発行されたものだった。

ガーンジー・オールド・カークラブから来た専門家と、ダイムラー・アンド・ランチェスター・オーナーズクラブのケビン・ベネットによれば、これはおそらくはダイムラーDB18であり、木製パーツの残骸は、このクルマがドロップヘッドクーペであった可能性を示しているという。

いまのところ、なぜこのクルマがここに埋められることになったかについては、まったくの謎である。

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