フリーランダー、ディフェンダーは、ディスカバリー・ファミリーに
公開 : 2013.05.21 15:14 更新 : 2017.06.01 01:53
ランドローバーの関係筋によれば、ランドローバー・フリーランダーはディスカバリーのファミリーになるという。このモデルはイヴォークのプラットフォームを使ったモデルで、来年後半にデビューが予定されている。
しかし、この新しいモデルは、1997年以来使われてきたフリーランダーのネーミングは使用しない。既にアメリカ市場では、第2世代のフリーランダーがデビューした2006年にその名前の使用をやめている。アメリカではフリーランダーはLR2として、ディスカバリーはLR4として売られている。
ディスカバリーのファミリーにするという決定は、ランドローバーのブランドを混同してしまわないようにすることがメインの理由として考えられる。会社はランドローバーだが、レンジローバー自体がブランドとして確立している。そして、ランドローバーとしては、フリーランダー、ディスカバリー、ディフェンダーという3つのモデルを販売しているのだ。
ランドローバーの65周年イベントで、グローバル・ブランド・ディレクターのジョン・エドワーズは、そのブランドについてジャーナリストにコメントした。
レンジローバー・ファミリーはフラッグシップとして贅沢なバージョンとして存在する。レンジローバー、成功を収めているイヴォーク、そして発売寸前のレンジローバー・スポーツの3モデルがある。また、ここに第4のモデルが加わることになる。それはイヴォークXLと呼ばれ、コンパクトなイヴォークとレンジローバー・スポーツとのギャップを埋めるモデルとなるう。
更に、頑丈でアドベンチャー向けのモデルの代名詞だったディスカバリーは、新しいブランドになることが明白だ。レンジローバーのPLAオール・アルミ・プラットフォームをベースに、7シーターと5シーターが用意され、コンパクトなサイズのモデルとなる。この新しいディスカバリーは、JLRのAJ200に基づいた、新しい4気筒スーパーチャージャー付きのガソリンを含むエンジン・ラインナップが用意されることとなる。この新しいブランドは、ディフェンダーも含まれる。