日産ブレードグライダー（2013年）

日産の異形のコンセプトEV、ブレードグライダーは2013年に東京モーターショーで披露。その後、ウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングの協力を得て、進化したバージョンを2016年に完成させた。1-2レイアウトの3座キャビンは、矢のように細長いエクステリアから想像する以上のスペースを備えている。

このパッケージングを実現するのに大きく寄与したのが、EVであることなのは間違いない。エンジンやトランスミッションの搭載位置を考慮したならば、このカタチに収める作業は困難を極めただろう。このコンセプトカーの開発には、日産がル・マンに投入したデルタウイングをデザインしたベン・ボウルビーも参加。実走テストも公開され、ハンドリングもパフォーマンスもなかなかのものだと報じられた。

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