三菱ekワゴンは日常使いのなめらか2WD、ekクロスは個性的なキビキビ4WD

公開 : 2019.04.27 09:50  更新 : 2019.04.27 10:07

しっとりなめらかな2WDとハリとコシの4WD

試乗したのは、ekワゴン(2WD/NA)と、ekクロス(4WD/ターボ・ハイブリッド)、ekクロス(4WD/ハイブリッド)の3台。

加速性能では、当然ながらターボ・ハイブリッド車が勝る。走り出しからトルクの厚みが感じられ、キビキビとした走りが特徴だ。想像以上に良かったのがNAエンジン車。発進時こそハイブリッド車のようなトルクの厚みは感じられないが、高速道路でもまったく問題なく加速でき、非力感を感じる場面はなかった。

エンジン自体の静粛性が高まったことによるものかどうかは不明だが、ハイブリッド車とNA車ではロードノイズが少し気にはなったものの、どのパワーユニットも、全体的に伸びやかな加速感が味わえ、先代からの進化が感じられた。

乗り心地の印象は、“しっとりなめらかな2WDとハリとコシの4WD”。まるでシャンプーのキャッチコピーのようだが、タイヤサイズの違いやリアサスペンションの違いもあり、両者にははっきりと性格の違いが表れていた。

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